三谷製糖のこだわり

三谷製糖羽根さぬき本舗

 

文化元年(1804)創業の三谷製糖羽根さぬき本舗

 

当家は「讃岐和三盆糖」誕生から本日まで、その伝統の製法を守り続けております

 

「讃岐和三盆糖」はその全てを高松藩に管理され、「献上品」としてのみ使われ、ほとんど世に出回る事のない最上級品の砂糖

 

厳しい管理下におかれ、その製法は門外不出とされた為、長い歴史を経て当時の製法を受け継ぐのは当家のみとなりました

 

創業当初から受け継がれ、磨き続けてきた製法でつくる、当家だけの「讃岐和三盆糖」

 

そのこだわりをご覧ください

 

 

さとうきび

砂糖きび

 

和三盆糖の原材料である「さとうきび」

 

和三盆糖づくりに適した特別な品種のさとうきびを、適した風土(土地)で栽培する事により、和三盆糖づくりに最適なさとうきびを作り上げる

 

その収穫量次第で1年間に製造できる和三盆糖の量が決まる

 

収穫量は限られているので大量生産はできない

 

研ぎ

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上品な風味のかぎになる「研ぎ」

 

丁寧に「研ぎ」を行なう事により、結晶を細かくし、糖蜜を抜きやすくしていく

 

和三盆糖の風味や食感を左右する重要な工程である「研ぎ」 の作業には、職人の熟練した技と心が息づく

 

「研ぎ」はかつては三日間だったのを今は五日間かけて行なっており、これによって分蜜がさらに良くなり、うま味も増す

 

 

ふね

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研いだ白下糖を押し船にしかけ、ゆっくりと糖蜜を抜いていく

 

この間、自然酵母によって発酵が進む

 

「研ぎ」と「押し船」を繰り返し、丁寧に糖蜜を抜くことにより、白く美しく上品な甘みのみが残る「讃岐の和三盆」に仕上がっていく

 

この「押し船」は創業当時より改良、修繕を重ねて今もなお大切に使用している

 

 

かたち

かたち

 

二百年来の歴史の中で、お干菓子としての最初の形は「丸」といわれており、今でも丸い型は当店では独特の方法で作っている

 

また、四季折々、行事に合わせて様々な木型を使って季節の模様を形づくる

 

 

三谷製糖では米粉や澱粉などの「つなぎ」を一切使用せずに型打ちをしている

 

和三盆糖のみで固めているので、食べると上品な甘みのみが口に広がり、粉っぽさは残らない

 

「つなぎ」を入れないと機械打ちはできない為、「木型」を使用し一つ一つ手作業で打っていく昔ながらの製法を変える事はできない

 

三谷製糖のこだわり

和三盆糖(山盛り)黒1000.png

 

創業当初より受け継ぎ、磨き上げた製法でつくる「三谷製糖の讃岐和三盆」

 

「良いものでないとお客さんは喜ばない」というのが三谷製糖八代目当主の信念であり、三谷製糖の理念

 

手間暇かけて最上級のものを作り、「良いもの」と自信をもてる品だけをお届けする

 

それが三谷製糖羽根さぬき本舗のこだわり